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ヒトとの縁、モノとの出逢い ~ニューヨークと日本から感動と情報を伝えるブログ~
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店主がその昔テニスに興じていた頃の話の続きですが、当時グラフの他にも気になる選手がいました。

1人は、メアリー・ジョー・フェルナンデスというドミニカ共和国出身の選手。ちょっと暗めでエキゾチックな顔立ち、コート上のその表情からは、知性と秘めた情熱の炎(大げさ?)が感じられ、密かに応援していました。

グランドスラムでは3度の準優勝を果たしたものの、タイトルには一歩及ばず、グラフ、ガブリエラ・サバティーニ全盛期に、きらっと光る名脇役のような存在でした。(因みに彼女は全米オープン史上最年少の
14歳と8日で初戦突破記録を持つ天才少女だった。)

 

その頃、男性陣では、スゥエーデンの貴公子、ステファン・エドバーグ(懐かし~。ある時、急にスゥエーデン語読みのエドベリに代わって妙な違和感を覚えた気がします。)とボリス・ベッカー黄金時代、その後アガシ&サンプラス期に移行します。


そういえば、今大会フェデラーVSロディック戦は歴代チャンピォンのリユニオンみたいに豪華な顔ぶれでしたね。


メイン解説マッケンロー、ゲスト解説にアガシ、アンディ君の現コーチ・コナーズはもちろん、観戦席にはパット・キャッシュにボリス・ベッカー、そしてコメンテーターにジム・クーリエ

 

実はこのクーリエが大好きでした。もともと野球少年だったクーリエは、テニスの試合中、いつも野球帽を被り、バッティングスタイルのようなフォームが特徴的で、同世代のアガシやサンプラスに比べ、地味ながらも全仏2回、全豪2回と計4つのグランドスラムタイトルを取りました。

 

近年、アメリカでテニストーナメントのTV中継といえば、前述のメアリー・ジョーとジム・クーリエの二人が必ずレポーター兼コメンテーターとして登場してくるのは、もはや偶然とは思えません。どうも店主は「レポーター向き(?)の選手」に惹かれる傾向があるようです。

 

アンディ・ロディックの一回戦を見た方、覚えているでしょうか。今期限りで現役引退を表明したジャスティン・ギメルストブという、ニュージャージー出身(!)の選手。

今大会一回戦でアンディ・ロディックと当り、健闘むなしく、結局ストレート負け。でも試合直後のインタビューが最高でした。

レポーターからマイクを受け取り、負けた相手のアンディ君(実はかなりの仲良し)に、自ら勝利者インタビュー。ジョークの効いた歯切れのよい見事なレポート振りで、場内は笑いの渦に包まれ、歓声が沸き上がりました。頭の回転の速いミスター・エンターティンメント。

来年からホンモノのレポーターになるそう。今からちょっと楽しみな店主です。

 


USオープン
2007は、フェデラーの「連勝記録“あっさり”更新」にて終了。


「優勝を決めた直後、観客席に駆け上がり、コーチや家族と熱い抱擁を交わす」こともありませんでした。グランドスラム大会優勝者にだけ許された栄えある儀式も、もう飽きるほどやってしまったらしい、、。


6b95c370.jpg358488a5.jpg208d5fc9.jpg


 (一応ガッツポーズ)






そんな彼の時代はいったいいつまで続くのでしょう。

      US OPEN 2008を乞うご期待。

 





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「メインストリート感激屋」店主
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女性
職業:
会社経営
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音楽・オペラ鑑賞・スポーツ観戦・読書・料理・グルメ探求・ドライブ等多趣味
自己紹介:
気質はとことん日本人、でも態度はすっかりアメリカン!?ニューヨーク在住13年。アメリカ生活も日本の暮らしも大好きバイカルチュラル。それぞれの素敵なところを少しづつ皆様に伝えていけたら。
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