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ヒトとの縁、モノとの出逢い ~ニューヨークと日本から感動と情報を伝えるブログ~
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突然の訃報から2週間。
一昨日、LAのStaples Centerでしめやかに(華やかに?)マイケル・ジャクソンさんの葬儀が行われました。
ニールセンの発表によると全米で3100万世帯がその中継を見たとのことで、葬儀中継としては歴代第3位。
因みに1位はレーガン大統領、2位はダイアナ妃らしいです。

個人的には、マイケル・ジャクソン=スリラー=ちょっとコワイ(幼少の頃からおばけとか怪談とかが苦手だった)イメージが強く、とんでもないレコードセールスを記録し、周りがスリラー熱に犯され、猫も杓子もムーンウォークを練習していた時もとりたてて夢中になれず、「あーマイケル・ジャクソンねー、、」みたいな調子でした。

私がアメリカに来てからは、音楽活動より私生活のほうでなにかとお騒がせなマイケル・ジャクソン君をTVや雑誌でみるたび、白くなったな~という程度の関心度。
晩年は幼児虐待裁判や、度重なる整形疑惑、ネバーランド建設と浪費癖による借金問題など、およそネガティブなニュースしか入ってこなくなっていましたが、久しぶりにヨーロッパ講演をやるというので注目し始めた途端の出来事です。

6月25日を境に各局は朝から晩までマイケル特集。
葬儀終了までカレの追悼番組やニュースを見ない日は1日たりともないという、、。

そんな中、私は「今更&今ごろ」マイケルファン(!)になってしまったのです。

追悼番組などでJackson 5 時代の映像から、亡くなる直前までのドキュメンタリーとパフォーマンスのオンパレードを見ていくうちに、「マイケル・ジャクソンって天才だったんだ!」と思うようになりました。

私なんかに評価されたくないと思いますが、踊りの才能は神の領域。作曲や作詞のセンス(例えクインシー・ジョーンズが50%以上受け持っていたとしても)は相当のもの。
歌唱力は以前「まあ普通?」と思っていた自分が恥ずかしくなるくらい、実はものすごく上手いヒトだったんですね。葬儀の時にセレブ歌手達が歌った彼のカヴァーを聞けば、マイケルが難しい楽曲をいかにさらっと歌っていたかがわかります。

Youtubeで彼の映像を見まくり、iTunesでダウンロードしまくりました。彼のレコード、CD、ビデオは訃報直後から今に至るまで売れまくりですが、私も売り上げに貢献している1人。

ThrillerやBadの時は本当にいい顔してましたね~。
1993年のスーパーボウルのハーフタイムショーのステージは圧巻。
(あの場所にいたかった、、。)
同じく1993年のグラミー賞受賞式でのパフォーマンスも素晴らしいです。
全部Youtubeで見れます。

天才の命は太く短くドラマチック&エキセントリック。
ご冥福を祈りつつ、下記私のお気に入りベスト5+。

1位 Man in the Mirror
2位 Black or White
3位 Heal the world
4位 Will you be there
5位 Rock with you
特別賞 We are the world

というわけで、皆さんのMyfav.やご自身とマイケルにまつわるお話を書き込んでくれたら嬉しいです。
マイケルファンの方もアンチマイケル派の方もご意見お待ちしてます。



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日本語を勉強中のアメリカ人を対象にした「俳句&スピーチコンテスト2009」は、
エントリーした生徒達のハードワークとサポートしてくれた講師陣、豪華賞品を提供してくれたコンチネンタル航空社、並びに審査員の先生方と、当日会場に来てくれた生徒のご家族皆さんのおかげで、すばらしい催しとなりました。
関係各位にこの場を借りて改めてお礼申し上げます。
 
スピーチコンテストは「日米比較」をテーマにしたものが多かったのですが、
中でも強烈な印象を残した高校生のスピーチ。
日本文化大好き中国系アメリカ人で、半年前からうちの日本語プログラムに参加。
始めてわずか半年とは思えないほどきれいな発音で堂々と発表、見事準優勝をものにしました。

彼のテーマは「アメリカ大嫌い!」という一瞬どきっとする内容。
年齢が若いという理由もあるでしょうし、アメリカで生まれ育ちながらも中国人の両親のもとで、アジア人としてのメンタリティを養われてきたせいか、アメリカという国に対する視点がかなり偏っており、思想が極端。

ですが、コンテストにおいてはテーマは自由ですし、うまくまとめて「アメリカ人」比率9割の会場を沸かせました。
 
要約すると、
「アメリカ人の態度と考え方が嫌い、ファストフードは最悪の食べ物で、それを食べてぶくぶく太っているアメリカ人は信じられない。
最も嫌いなものはアメリカの音楽で、アメリカの歌の歌詞は意味がなく、流れてくる音楽はうざいだけである。」
 
ボキャブラリーが限られているので、表現がいちいち露骨(過激?)になっていますが、遠まわしに言えるか言えないかの違いがあったとしても、これが彼の本音なのでしょう。

「ぼくはこのまま日本語の勉強を続けて、高校卒業後は日本の大学に進みたい」という、アメリカへの決別的な結びを聞いて、アメリカナイズされた日本人の私としては少々フクザツ。
 
後日、日本語上級の生粋アメリカ人生徒とこのスピーチについて談義を交わすと、
彼は苦笑しながらも一部同調した様子で、

「自分もアメリカの最近の音楽には興味がない」

若い世代にだけうけるポップミュージックがくだらないと思っているオトナが多いのは世界各国の普遍的傾向。

因みに二人とも日本のポップミュージックは気に入っているそう。
 
ジャンルもルーツも多様なので、アメリカの音楽、日本の音楽という立て分けで語ること自体不可能だから、
私の中での最近&最大のヒット曲を彼に紹介することにします。
 
アメリカを代表する現代音楽の巨匠が、オバマ大統領の就任を祝って作った歌。
 
All About The Love Again
by Stevie Wonder
 
What if someone made a soda
That caused everyone to love each other
Oooh, oh yeah, it sounds good, to me
And if just a tiny pill can make us see
That we’re truly sisters and brothers
Oooh, oh yeah, it sounds so nice, to me
 
And we would have no time to waste
On trivial things like war and pain
‘Coz we’d be filled with joy to know
through love the universe we’ ve changed
 
To being all about the love again
All about the love my friend
This whole world will be all about the love again
 
We’d be all about the love again
No need to pretend
This whole world will be all about the love again
 
What if someone came up with a lotion
That made everybody start sharing
Oooh, oh yeah, it feels so good, to me
And some irresistible cologne that with one spray
There’d be no second thought of caring
Oooh, oh yeah, it sounds so fine to me
 
And gone forever would be the day
Of hunger, homelessness and shame
‘Coz for every single heart
the promise of endless love will reign
 
We’d be all about the love again
All about the love my friend
This whole world will be all about the love again
 
We’d be all about the love again
No need to pretend
This whole world will be all about God’s love again
 

J君、単に素晴らしい音楽に出会ってないだけかも。

 
日曜日。
予定もないのに早起きしてしまった。
そろそろ紅葉が身ごろかなと思い、セントラルパークを散歩する。
ずいぶん寒くなったけど、秋晴れの気持ちのいい一日だった。

200回は足を運んだことのあるセントラルパークだけど、行く度何かしら新しい発見がある。

最初に見つけたのはCentral Park Zooのすぐ側にある「Zootique」というお店。
動物園が苦手な私はZoo周辺を避けていたのだけれど、今日は思い切ってCentarl Park Northの中央から公園内に入ったため、その店に出くわした。

当たり前だけど、すべてのアイテムが動物モチーフ。
動物モノに目がない方はぜひ行くべき。
姪が気にいりそうな椅子を発見。
「散歩途中荷物を増やせないので、また今度ね。」

その少し北東に位置する小高い丘の上にあるlog hutを見つける。
公園内にはすでに大勢の人たちが散歩やジョギングを楽しんでいたのに、
そこは誰も近寄らない静かで落ち着いた空間。
これは読書に最適と思い、ベンチに腰掛け持っていった本を読み始める。

が、15分もしないうちに寒さに絶えられなくなったので、
「もう少し暖かい日にまた来よう。」
と誓い、散歩を再開。

さらに北東に向かうと耳触りのいいJazzが聞えてきた。

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木漏れ日注ぐ秋のCentral Parkに似あう、なかなか感じのいいJazz。
騒々しくないドラムと控えめなベース、枯れた音のテナーサックスというトリオ。
Jazzは未開拓の分野だけど、こんなJazzなら昼間もいいなと思いながら暫く聞き入る。





立ち去り際、お金を置いていこうと財布を見たら、シングルが無い。
他の人達はみんなチップを置いたり、彼らのCDを買ったりしてる。
20分は聞いていたし、、、ヤバイ。

考えた末、CDを購入することに。
でも$10の価値はあったかな。

”Resonation”

Now Playing in our office. Come and listen to their jazz!

David Ashkenazy Qualtet
Matt Otto-Tenor Sax
Roger Shew-Bass
David Ashkenazy-Drums






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「メインストリート感激屋」店主
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女性
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会社経営
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音楽・オペラ鑑賞・スポーツ観戦・読書・料理・グルメ探求・ドライブ等多趣味
自己紹介:
気質はとことん日本人、でも態度はすっかりアメリカン!?ニューヨーク在住13年。アメリカ生活も日本の暮らしも大好きバイカルチュラル。それぞれの素敵なところを少しづつ皆様に伝えていけたら。
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