ヒトとの縁、モノとの出逢い ~ニューヨークと日本から感動と情報を伝えるブログ~
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久しぶりの更新です。
この一ヶ月で2度メトロポリタン美術館を訪れました。 最初は、3歳になる姪がNYに遊びにきていたので、屋上に展示されているというJeff Koonsのバルーンアート展を一緒に見に行ったのですが、メトの屋上は私自身初めてで、ちょっとどきどきしながらエレベーターを降りると、意外と狭い。 「あれだけ広いメトロポリタンなのに、屋上これだけ?」 って感じですが、天気が良ければ「ルーフカフェ」という名の「売店」でフローズンドリンクを買って、マンハッタンを一望するのもアリでしょう。 日は変わり、二度目は7月1日から始まった特設展「ウィリアム・ターナー展」 素晴らしかったです。 18世紀末から19世紀まで、彼の生地であるロンドンの景色を中心に風景画を描き続けたロマン主義作家ターナー。 晩年、印象派を30年も先取りした作品を発表し、その前衛加減に酷評を受けたりもしますが、若くしてロイヤルアカデミーで才能を認められたおかげで、生涯有力なパトロンに恵まれたラッキーな画家です。その作品の殆どを国家に遺贈したため、死後、ロンドンのナショナルギャラリーやテートギャラリーで保管され、200年前の水彩画も色褪せることなく現在に残っておりました。 山下達郎氏の「ターナーの汽関車」という曲をご存知の方も多いでしょう。 詞の中に「君の見つめる絵はターナー、おぼろげな機関車が走る、、」というくだりがあります。 ターナーの絵によほど強い思い入れがあったのかと思いきや、山下氏の解説によると、薄暗いパブの廊下ですすり泣いている女の人を目撃した彼の経験と、絵のイメージを強引に結びつけて出来た曲だそう。 件の絵は、残念ながら今回のメトでは展示されておりません。山下ファンは気をつけて。 因みに絵のタイトルは「汽関車」ではなく、「雨、蒸気、速力、グレート・ウェスタン鉄道」 Rain, Steam and Speed - The Great Western Railway 汽関車の絵はないけど、お奨めです。 J.M.W ターナー展at Metropolitan Museumは 9月21日まで。 詳細はこちら。 http://www.metmuseum.org/special/se_event.asp?OccurrenceId={2BE69841-EA62-4A5C-B1E6-0AD0D8B7BE7D} Metのバルーンアート展は10月まで、スーパーヒーロー展も現在展示中。
当協会のギタークラスの謳い文句は
「楽しく弾ける♪ギター教室 何歳からでも始められます!」 小さい頃はピアノ習ってたんですよね~。とか 中学校の時はブラスバンドで楽器吹いてたんですけどね~。とか 昔ビートルズに憧れてギター始めたんだけどさ~。 「でも今は全然。」 そんな楽器挫折組のあなたも、あるいは今まで1度も楽器を習ったことがなく、楽譜も読めないという方にも、親切丁寧に指導するギター講師T。小学生から60代まで歴代生徒の年齢層は幅広く、腰の低さ(?)が人気の秘密、本業ジャズギタリスト。 うちの優秀なスタッフM嬢&T嬢を連れ立って T先生のライブに行ってきました。 マンハッタンはグリニッジヴィレッジ”Cafe Vivaldi ” 毎晩ライブを聞かせてくれる、こじんまりしていてCozyなライブハウス。 T先生は最近 Avi&Friends というBossa Nova Bandで演奏することが多く、すでにライブも何度か聴きに行っていますが、基本、耳障りのいいBand 。 リーダー兼ソングライター兼ピアノ兼Vocal の Avi ががんばって謳いすぎるのがたまに傷。 曲はなかなかだし、ピアノもいい感じなのに、歌い上げるBossa Nova はどうも、、。 そんな彼ですが、今回は小さめのハコが幸いして、軽めのVocal。 そうそう、Bossa はこれくらいがいい。 (そのAviが映ってない、、と思ったら右手後ろのピアノに座ってました。) T先生はいつも通り、気持ち良さそうに柔らかい感じで弾いてました。 ベースの彼が挨拶に来た時にどっかで見たことある顔と思ったら、うちの謝恩会で演奏してくれたベーシストだった(!)、、すみません。 この日、T先生のお兄ちゃん「通称なおちゃん」が訪米中で、一緒にT先生の晴れ舞台(?)を見ることに。 弟の生ライブを見るのは初めてと言っていたのに、 VocalのAviばっかやたら褒めてるってどーなの? まあ、いいか。 ←演奏終了後、ちょっとハイ目のT先生(右)となおちゃん(左) (やたら仲良し。) というわけで、T先生のバンド” Avi & Friends” と”Cafe Vivaldi” および当協会のギター教室♪をこれからも宜しく。 ←お店の前でAvi&Friendsと感激屋スタッフ 「みなさん、お疲れ様でした!」 お店及びバンド情報 ~Cafe Vivaldi ~ http://www.caffevivaldi.com/ ~Avi & Friends ~ http://www.myspace.com/aviwisniapresents Avi Wisnia - vocals/piano Toru - guitar Nathaniel Smith - percussion Josh Paris - bass Dov Wisnia - guitar/bass Eleanor Kaye - viola 少し前の話になりますが、りんご狩りに行ってきました。 アメリカ東海岸の10月といえばりんご狩りとハロウィン用のかぼちゃ狩り。 りんごはもちろんスーパーで年中買えますし、種類によっても微妙に違うようですが、ピークシーズンはこの時期。
店主はとにかく果物が大好き。どれくらい好きかと言うと、好きな食べ物ベスト10にフルーツが6種入るくらいのフルーツラヴァー。
入り口付近にはマーケットがあって、焼きたてのアップルパイやジャム、アップルサイダーなどが売られています。帰りのお土産のプランを立てながら、朝ごはんを食べていなかった我々一行は、アップルダンプリング(煮りんごをまるごとパイ皮で包んで焼いたお菓子)とアップルサイダーで腹ごしらえをすることに。 これが めちゃめちゃ美味しい! ぐっと期待が高まります。
我々の順番が回ってきました。残念ながら「KUBOTA」製ではなく、メーカー名は覚えてないけど青いトラクター。 何はともあれ、トラクターに乗ってりんご狩りに出発です!
気分はかなり高揚気味。 進むたび板の座席からぴょんぴょんと飛び上がるくらいの振動。 ものすごい不安定感です。 手すりに摑まっていないと転げ落ちそう、、。 トラクター初乗車だったので少々驚きましたが、砂利道だしこんなものなのね、とこの時は思いました。 りんごの種類と味の違い、捥いでいいエリア、正しい捥ぎ方などの説明を受け、さっそく採取にかかります。 できるだけ大きく赤くなった実を探して、へたのところをくるっと回しながら捥ぐ。それだけなのに妙に楽しい。自分で育てたわけでもないのに、苦労の末の収穫の喜びを味わった気になります。購入した袋に山ほど詰め込み、子どものように悦に入ります。
記念撮影も終え、りんご袋もいっぱいになったところで引き上げることに。
帰りのトラクターを待ちます。 お、今度は「KUBOTA」です。 ただの偶然だったけど、我々が日本人グループと知っての計らいのようにいいタイミング。 これで思い残すこのはないなと思いつつ、乗り込みます。 発車直後、驚嘆の声があがります。 「おおーっ!」 「え、え~っ!」 「どうしてえっ?!」 何に皆でそんなに驚いたかというと、「KUBOTA」の乗り心地。 信じられないくらい違うのです。全然揺れない。手擦りに摑まる必要もありません。道はもちろん来たときと同じ、座席も同じ板張りなのに、それはそれは快適。 違うんだなあ、、すごいなあ、、、日本製はやはり何でも素晴らしいなあ、、と改めて実感したのでした。
歌は強烈な印象が残っていますが、子どもにとってトラクター自体は買うものではないのでメーカーとか全然気にしてませんでした。 そうそう乗る機会はないと思うけど、すっかりメイドインジャパンのトラクターファンになった店主でした。
アメリカンアップルもやはり新鮮、採れたては美味ですな。 2005年4月30日、NYの名門老舗ホテル「プラザホテル」が閉業。 新オーナーであるディベロッパーのEl ad Propertiesが全室コンドミニアムとして改装し、ショッピングセンターを含むビルに建て直す計画を発表したものの、歴史あるホテルの廃業はアメリカ全土に大きな波紋を呼び、結局805部屋のうち348部屋を残し、900人の従業員を400人再雇用する案を提示し、労使間で合意。 その後18ヶ月に渡る改装工事を経て、2007年10月1日、プラザホテルの100歳の誕生日にあたる昨日、その祝賀祭典が行われたのでした。
1907年10月1日のオープン以来、かのJ.F.ケネディも訪れ、マリリン・モンローやビートルズも愛用していたプラザ。数多くの映画の舞台にもなったプラザ。
店主はセントラルパークで遊んでいてトイレに行きたくなると、よく旧プラザの一階のトイレを借用していました。(、、ってなんか寂しいですね。)
今日の100歳のお誕生日にはマチュー・ブレドリックがホストで登場、ポール・アンカがプラザのために再編曲したMy Way を自らステージで歌い、祭典のハイライトは巨大ケーキ型の花火の打ち上げ。 7時にスタートだと言うのに、オフィスを出たのが7時5分。とは言え、そのまま向かえば余裕で間に合います。が、昨日はいつになく慣れないヒールを履いており、気温も下がってきたので、靴の履き替え&上着を取りに一旦自宅に帰ることに。 道路は空いておりあっと言う間に到着したものの、この時点で7時25分。15分ほど支度にかかり、家を出たのが7時40分。 店主の予想ではイベントは2時間、9時に花火の打ち上げ。 (充分間に合う!) ふいに8時閉店の本屋に寄りたい衝動にかられ、45丁目の本屋さんにすべりこんだのがぴったり8時でした。 3分後、再度車のエンジンをかけ、Fifth Avenueが南下オンリーの為、1ブロック回ってMadison Avenueを北上。56丁目でいい具合に駐車スポット発見。出る車が少し手間取り、5分経過。得意の縦列駐車を芸術的に決め(言い過ぎ?)、さあ行くぞ、と車から出た瞬間。
ものすごい爆音が聞こえました。
嫌な予感がしてプラザの方を見ると、角のビルの側面に移って上部の花火の放射部分が少し見え、直後煙が立ち上がりました。 そうです、その瞬間に花火が打ち上げられてしまったのでした。
8時16分。
終わってしまったのか、、ざわざわしながらもプラザに向かって歩きました。 Fifth Avenue の57丁目あたりで、ポール・アンカの声が聞こえました。 もしかしたらまだやってる? もう一度花火上がる? かすかな期待を抱えながら近づいていくとMy Wayの終盤です。 到着。でもすでにその場を去っていこうとしている人もいます。
次はもう生きてない、、。 どうして寄り道しちゃったんだろう、、、。 甘かったなあ、、、。 何枚か写真を撮るも虚しい後のカーニバル。あ~あ。 すっかり意気消沈し、いろんなことを考えながら再度帰路に着きました。 (大きな目的がある時はどんなに余裕があっても寄り道すまい。) (思い込みで時間を見積もるのは止めよう、、。)
(宝くじでも当らない限りムリです。って言うか当ってもムリそう。) このペントハウス、現在ロンドンのオイルビジネスオーナーが契約中。その他のコンドも85%はすでに契約最終段階とのこと。
おおっ、来年の店主のバースディは空き有り!!! 昨日は真剣に予約入れようかと思いました。
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プロフィール
HN:
「メインストリート感激屋」店主
性別:
女性
職業:
会社経営
趣味:
音楽・オペラ鑑賞・スポーツ観戦・読書・料理・グルメ探求・ドライブ等多趣味
自己紹介:
気質はとことん日本人、でも態度はすっかりアメリカン!?ニューヨーク在住13年。アメリカ生活も日本の暮らしも大好きバイカルチュラル。それぞれの素敵なところを少しづつ皆様に伝えていけたら。
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